世界一周トラベリングソング。

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DHARAMSALAダラムサラでダライラマのお誕生日会

7月6日
ダラムサラ・マクロードガンジ
恐ろしく揺れるバスの中、目が覚めてふと窓の外を眺めると崖だった。きゃぁ~。
道はすこぶる悪く、鞭打ち状態で上ダラムサラに当たるマクロードガンジに到着。
下ダラムサラからの景色は相当綺麗だけれど、いつ落ちるかも分からないのが難点。

ダラムサラはチベット亡命政権が置かれているインド北部の小さな街。ダライラマの住居もここにあり、山を削り取るように広がる街に多くのチベタン難民が生活している。
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山を切り開いて作られた街だけあり、雰囲気はダージリンに似ている。
外国人相手の店が多い点では、カトマンドゥの雰囲気も兼ね備えているような。
お土産屋さんもいっぱいあり、散歩が楽しい街。

それ何よりうれしいのは気候!!灼熱のデリーからわずか一日、上着無しではいささか肌寒いくらい。


ダライラマのバースデー

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多くの旅行者がこぞってダラムサラに向かう理由の一つに、チベットの人々にとって偉大なる指導者であり、心のよりどころ、生き神様でもあるダライラマとの謁見のチャンスが挙げられる。
しかし多忙なダライラマに謁見できるチャンスは月に数回だけなのだとか。
会えるか会えないかは運次第。。。

ラッキーなことにこの日はダライラマの誕生日で、街ではお祝いの祭りが開かれていた。
おかまのカナダ人によると、残念ながらダライラマは現在スペイン訪問中なのだとか。
せっかくのチャンスだったのに!!

とにかく宿に着くや否やお祭りに出掛けることにする。
カンパのイケメンが民族衣装着てる!!来て良かった~
街には沢山チベット難民やお坊さん、シーク教徒に金持ちインド人、モモを蒸かす屋台やらハリジャンだと思われる物乞い集団、そしてものすごい数の外国人ツーリスト。もう何がなんだか分からない、ここは一体何国だー??

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お坊様も沢山
とてもインドだとは思えない、多国籍すぎる街だけど、きっとみんなダライラマのお誕生日を祝福している。それだけ分かれば十分だ。


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ラマ不在のお誕生日会場。

ここは決してチベット人の国ではない。彼らがここにいる限り、彼らに真の平和は訪れない。
それでもこの小さな街で祖国を追われた人々が再び集まり一人の指導者を祝福する姿に、消えることのないチベット人の絆と誇りを見たような気がした。


お誕生日記念コンサートを見に行く

今夜街で有名なロック兄弟のコンサートがあるらしい。さっそくバスで居合わせた日本人ヒロさんと 3人で出掛けてみることに。
ライブ会場は『ちょっと歩いたトコにある』山の上の学校の体育館。ちょっとそこまでかれこれ20分小トレッキングしてるんですけど。

こんな山中に誰が見に来るんだよ!!と思ったらなんと学校には町中の欧米人ツーリストが集まったんじゃと思うくらい沢山の観客!!欧米人ってほんとおもしろそうなことにはよく喰い付くよ。

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やへへへへ~♪という歌をうたう人。

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よく見ると坊さんも沢山!!坊主にコンサートっていんですか!?
坊さん『たのしー!』

変な余興となぜか欧米人のDJ、民族音楽のあとにトランス流すとかってありなんか・・・調子に乗って踊り出すツーリストはあのふざけたイスラエリーカップルだった・・・

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そして本日のトリは我らがjjiイグザエルブラザーズ 。
「悪いのは中国人じゃない、 fuckin'中国政府だ!!」
今ダラムサラで一番ナウいバンドだけあり、坊主大はしゃぎ。
メッセージ性の強い曲を英語で歌ったりする。
今まさに歴史の一こまを生きる人々の歌ううたはさすがに説得力がある。

がそれもつかの間、土臭いミドルテンポのチベタン歌謡曲が延々続き、いよいよ飽きてうとうとしてきたところでなぜかNIRVANA。
欧米人、そして私とヒロさん、喰い付く。
ここはインドの山奥だけれど、ここはアメリカじゃないけれど、ぶっちゃけもっと早くやってくれー!!!

おなかいっぱい。真夜中真っ暗な山道、前を行く誰かの懐中電灯を頼りにとぼとぼ山を降りる。
ふと見下ろすとダラムサラの夜景。

今日は偉大なるダライラマの誕生日。
老いも若きも難民も坊さんもガイジンも、みんなみんな祝福している。


悪いのは中国人じゃなくて中国政府。

ブラザーズも叫んでた言葉。
中国政府がチベットにした仕打ちを知れば、誰だって中国人全体を軽蔑してしまうと思います。
でも、何億もいる人の中でほんとに酷いことをしたのはほんのわずかな人々です。
ダライラマも漢民族が皆悪い人たちだと思うのは間違いなのだと自伝の中で書き示しています。
悪いのは政府にコントロールされたほんの一部の人たちだけ。
だから中国人を憎んではいけない。
憎んで憎み返してでは何も始まらないし、ましてや何一つ終わらない。
ダライラマも亡命2世3世の若者たちも一生懸命そう自分に言い聞かせているはずです。

頭で分かっているけれど、時々私は間違いを犯しそうになります。
だから時々この言葉を思い出しては、判断を見失わないようにしています。
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| 2004インド・ラダック | 22:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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