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ラマユル

LAMAYURU 2007/7/17

一泊二日でラマユル・ダー・アルチを巡る小旅行に出かける。夏のシーズンにもかかわらず、ツアーメンバーを募るのは難しく、散々値切ったから、ジープが超ボロボロで、背もたれも低くて凹みました。

■レーからラマユル
8:30出発。こんなに早く起きたのは久しぶり。
空港や、昨日行ったスピトクゴンパの脇を抜け、一路西へ。
レー地方が上ラダックなら、目指す地域は下ラダックと呼ばれていて、ダーなどは標高もかなり低くなるらしい。走り出して数時間で、村々に実をつけたあんずの木が現れ出した。標高は3000M程度で、レーと比べると温暖なのだとか。
途中ポプラと麦畑の緑がきれいな小さな村と、果てしなく続く荒野を交互に通過しながら、ジープはひたすら進む。


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絶景ポイント。たくさんのランクルが行列になって撮影タイム

道中最初で最後の宿場町・カルシで昼食休憩。この町を越えると、町らしき町はなくなり、食堂や商店の並ぶ村もなくなる。
コショーの効いたシンプルなモモを一皿相方と分け合う。
そういえば、ドライブイン・カルシにはなぜかトイレがなかった。

■カルシからラマユル
カルシから先は、ザンスカール山脈。あたりに平地がなくなり、山の斜面を切り取った狭い道をひた走る。もちろん下は崖!!
なのに反対方向から何度も何度も軍のトラックの隊列がやってくる。
この先は停戦ラインにつながっているので、とても重要な補給路なのだろう。ひたすら20台も30台トラックばかり!
しかも同じ方向を走る隊列に追いついてしまうと、追い越すのはもう命がけ!追い抜く時にちょっとでもはみ出したら木っ端微塵!(ちなみにほんとにこのあたりはよく車が落ちるので有名なのだとか。)

トラックさえいなければ、このあたりはグランドキャニオンかどっかにいるかのような風景。切り立つ黄色の岩山・すぐそばを流れる渓流。
緑が一切ない、なんとも不思議な光景が広がる。
ラマユルの手前までくると、若干あたりが開けてくるが、それがまたすごく奇妙な世界。相方は、まさにこのあたりがムーンランドだと言って興奮していたっけ。
(旅行人によると、このあたりは何万年も前に湖からできた地層なのだとか。確かに他とはあきらかに異質!)


■ラマユル
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岩山を超えると、ラマユルは突然現れた。
冬のラマユルを写した写真ばかりみていたので、緑あふれるのどかな風景に思わず見入ってしまった。
そして丘に重なり合うようにそびえたついくつものゴンパ。前景を収められなかったのが残念だが、ヨーロッパのお城にも勝る壮大さ。一目ぼれだよ、ラマユル。

巨大マニ車の下に、写真で見たような皺々のラダッキーの婆様が座りマニ車をくるくる回している。
ああ、思えば遠くに来たもんだ・・・


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丘の上のゴンパから、さらに上にそびえるゴンパ群。

豪華なランクルでやってきた欧米人中年観光客で、ラマユルは思いのほかにぎやか。ゴンパの裏にとっても立派なホテルまであった。トイレを借りたが、とても清潔で、しかも水洗だった・・・

■ラマユルゴンパ
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下ラダック地区における重要なゴンパ。建物をうろうろしていたら、小僧さんが部屋のかぎを開けてくれた。
小僧さんと思いきや、ペラペラと英語をしゃべり出して、おねえさんたちちょっとピンチ。おぬし賢いのお。

10歳のゴンチョはこうして親元を離れ、一人で旅行者の案内をしながら修行をしているのだろう。
旅行人を貸してあげたら、自分の住んでいるラマユルゴンパやレーの写真をしばらく眺めていた。
英語も読めるらしく、地図のページを開いて、生まれた村の名前も教えてくれた。10歳とは思えないほど聡明。
そのうち欧米人のマダムが里親にでもなってしまうかもしれない・・・と思ってた矢先、欧米人のマダムが彼に傷バンや消毒セット一式をプレゼントしていた。やるなゴンチョ。

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ゴンパ裏手の奇妙な家。ミステリアス。。。

丘の上まで登ったら、さぞかし素敵な眺めだろう。
おばぁちゃんにジュレーと挨拶し、車に戻る。
帰る途中、下校途中の小学生の団体に出会った。閉ざされた小さな村なのに、こんなにたくさん子供がいたのか。手を振ろうとしたらいきなり車に向かっておなもみ投げつけられた。
ティクセの坊主といい、ここの悪ガキといい、ラダックのチビッコたちは過激派だった。


ACCESS
ダーやアルチをめぐる一泊二日小旅行で、ジープ一台100ドル前後。
カルギル行きのバスで途中下車するという方法もある。帰りにバスがなくなっても宿があるので安心。

この地方を走るバスは日に数本しかないが、カルシやラマユルなどの宿を利用すれば、3、4日で下ラダックを個人旅行できるのでは。非効率的だけど、どの町も急いで通りすぎるにはもったいない。
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| 2004インド・ラダック | 20:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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